私の車、セレナC25前期ライダーSのヘッドライトユニットのポリカーボネート部分の劣化(黄ばみ、擦り傷、細かなひび割れ)がひどくなってきました。特に運転席側がひどく黄ばんでいます。

ネットで調べてみると、以下の対策が見受けられます。
①ポリカ部分を耐水やすりや研磨剤などで研磨する
②ポリカ部分を研磨した後、ウレタンクリアでコーティングする
③ ヘッドライトユニットごと交換する
実は、①は実施済で、その影響で1か月とかで黄ばむようになってしまった、と思われます。これは、表面のコーティング層を削ってしまうため、紫外線の影響をより多く受けてしまい劣化速度が進んでしまうため、だそうです。一時的には綺麗になりますが、耐久性がないのでこれはだめですね。
検討した結果、まずは③を実施し、取り外したヘッドライトユニットに対して②を実施しようと考えました。
このセレナのヘッドライトは、ハロゲン方式とキセノン方式の2種類が存在し、ユニットも若干違うみたいなので、まずはバルブを確認してどの方式かを確認しようと思います。
運転席側のバルブを確認します。まずは、ボンネットを開けて、邪魔な冷却水タンクをよけます。

赤〇のボルト一本で固定されているのではずします。

外したら、助手席側によけます。

こんな感じになっています。グレーの丸いキャップを外す必要がありそうです。

もう少ししっかり確認すると、何やら書いてあります。左にひねるとOPEN、右にひねるとLOCKとなっています。また、グレーキャップの赤〇で囲った▲と、ユニット側の突起が関係しています。最初は、赤〇で囲った▲は①の位置にいますので、②の位置まで左にひねって合わせます。このひねる作業ですが、なかなか固いです。②の位置まで▲をひねったら、もう少しです。ひねるだけで、パカっと簡単にははずれません。これも固いのですが、グレーのキャップをひっぱって外します。

キャップを外すとこんな感じになります。銀色の四角い部品を左に30度くらい、ひねってはずします。これは固くないです。

するとバルブが見えてきますが、このままでは外せません。2か所の赤〇部分の金具でバルブは固定されています。目視でよく確認してみると構造が分かりますが、一度前方方向に押し込んでから内側に寄せるとロックが解除されます。

ロックが外れたら手前に倒します。あとは黒いバルブのお尻部分をそっと手前に引き抜くとバルブが取れます。バルブ先端部分をぶつけないように慎重に取り外す必要があります。

バルブ交換は、このやり方で問題ないですが、今回はハロゲン方式かキセノン方式かを確認するためにこの作業を実施しました。実は、それぞれの仕組みや構造を知っていれば、こんなことしなくてもよい、というのが後々分かりました・・・
キセノン方式にはバラストという部品が必要となるようで、ネットでハロゲン方式とキセノン方式の画像を見比べると違いがありました。
でも今回は、バルブ交換する際の手順も確認できたので良い経験になりました。結果、このセレナはキセノン方式でしたので、キセノン方式のヘッドライトユニットを探すようにします。